こどもの近視を抑える治療としてオルソケラトロジーや低濃度アトロピン点眼、
ハード・ソフトコンタクトレンズや特殊な円錐角膜用のコンタクトレンズの処方・定期検査などをおこなっています。
当院を初めて受診される方へ
屈折異常(近視・遠視・乱視)、仮性近視、病的近視、斜視・弱視、メガネ・コンタクトレンズ処方、眼精疲労、緑内障、飛蚊症、糖尿病網膜症、網膜静脈分枝閉塞症、黄斑前膜、黄斑変性症、中心性漿液性網脈絡膜症、白内障、ドライアイ(乾性角結膜炎・涙液減少症)、結膜炎(アレルギー性・細菌性・ウイルス性)、結膜下出血、麦粒種(ものもらい・めばちこ・めいぼ)、霰粒腫、さかまつげ(睫毛乱生)、 など
老視矯正眼内レンズとも呼ばれ、裸眼で多くの時間を過ごしたい方、アクティブに行動したい方にお勧めです。
強い乱視のある方には乱視矯正トーリック眼内レンズを挿入しております。
裸眼視力が向上します。
特に多焦点眼内レンズには乱視の軽減が見え方に大きく影響します。
子供の近視の進行を抑える治療法
可視光である650nmの赤色光(レッドライト)を発するデバイスを1回3分、1日2回覗き込むことで、近視の進行を抑える治療法です。
健康保険は適応できず、自由診療となります。
近視の進行を抑える治療を開始する時期が小学生の高学年以降なら、一般眼科で処方されている多焦点ソフトコンタクトレンズも選択肢の一つになります。
当院にてご相談ください。
サフランやクチナシの実に含まれる色素成分「クロセチン」7.5mgを小学生に6ヶ月間投与したところ、眼軸長の伸長と屈折度数の近視化を抑制することが確かめられました。「クロセチン」のサプリメントがありますので、お子様の近視進行をなるべく抑えたい親御様は、お気軽にご相談ください。
円錐角膜とは
円錐角膜とは角膜の中央が尖ってきて、近視や乱視が年齢とともに強くなってくる病気です。思春期~青年期から出現し、特に乱視が進行します。
軽度ならメガネや従来のソフトコンタクトレンズで矯正できますが、中等度以上になると角膜の不正な乱視のためにハードコンタクトレンズ(HCL)しか満足な視力が出ませんでした。円錐角膜の90%以上の方はHCLを装用できますが、中には強い違和感や痛みによりHCLを装用できない方がいらっしゃいます。
メガネではレンズが角膜から12mmほど離れているため近視が強いと物が小さく見えますが、CLではそのようなことは起こらず、近視の強い方や左右の度数に差のある方にはメガネより優れた矯正手段です。欠点として、角膜には血管がなく呼吸に必要な酸素は大気から溶け込んだ涙より供給されるため、CLが角膜の形状に合わなかったり、経年変化や手入れ不足などで劣化すると、酸素の通りが悪くなり、角膜を容易に酸素不足に陥らせます。
CLはその取り扱いを誤ると目の健康を著しく損なう危険性を秘めているので、医師による処方と定期検査が必要です。